후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면
二
お数寄屋坊主は、各諸侯に接するとき、その殿様にいただいたお定紋つきの羽織を着て出たもので。
だから、下谷御徒町の青石横町に住む、お坊主頭の自宅なんかには、各大名の羽織が何百枚となく、きちんと箪笥に整理されていたもので、まるで羽織専門の古着屋の観、
「オイ、きょうはお城で、阿部播磨守様におめどおりするのだが――」
と出がけに言うと、細君が心得ていて、
「阿部播磨さまは、糸輪入らずの鷹の羽の御紋でしたね。ハイ、そのいの抽斗の、上から三番目のホのところですよ」
なんかと、出してくる。
亀井讃岐守に会うのに、森美作守のお羽織で出ちゃア、まずいんです。
松平能登守は、丸に変り柏。
永井信濃守は、一引きに丸屋三ツ。
丹下左膳は、黒地に白抜きの髑髏……。
こいつアお数寄屋衆には、用事がない。
お大名の袖の下が、唯一の目あてのお茶坊主ですから、そのお大名に会う時は、その御紋のついた羽織でないと、ぐあいがわるい。何人もの恋人からネクタイをもらってるモダンボーイが、特定の彼女とのランデブーには、その彼女のプレゼントであるネクタイをして出かける必要があるようなもの。
同時に。