후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면
そして、源三郎が柄の握りかげんをなおすたびに、天井から向うの鴨居へかけて、白い、ほそ長い閃光がチカチカ走るのが、敷居のそとから、気味わるく見えるのです。
ちょっとはいれない……。
深沈たる夜気がこって、鼓膜にいたいほどの静寂。これは、声のない叫喚だ。呶号をはらむ沈黙だ。
かくてははてしがない――と見た不知火剣士の一人、つぎの間から壁越しに、ここらに源三郎がいると思うあたりへ、グザッ! 柄も通れとばかり刀を突っこんだ。と、見事な京壁、稲荷と聚楽をまぜた土が、ジャリッ! と刃をすり、メリメリッと細わりの破れる音!
同時に、
「うわアッ……!」
とのけぞる源三郎の叫声。つづいて、
「痛ウ――!」
と低くうめくのは、さすがの源三郎横腹の深傷をおさえて、よろめくようす……わが隠れている壁から、ふいに繰り出された一刀で、源三郎、脇腹から脇腹へ、刺し貫かれたとみえる。
「ウーム、苦しい! 卑怯だっ! 正面から来いっ!」
血を吐くような源三郎の声が聞こえた秒間、しすましたりと、こなたは丹波を先頭に、ドッ! と唐紙を蹴倒して、雪崩こみました。
煽りをくらった灯が、消えなんとして、ぱッと燃えたつ。