후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면
田丸という人には、ちょっと文藻があった。かれがこの道中の辛苦を書きとめた写本、旅之衣波には、ちゃんとこう書いてあります。
御油――名物は甘酒に、玉鮨ですな。
つぎは赤坂。名物、青小縄、網、銭差し、田舎っくさいものばかり。
芭蕉の句に、夏の月御油より出でて赤坂や……だが、そんな風流気は、いまの主水正主従にはございません。
駕籠は、飛ぶ、飛ぶ……。
岡崎――本多中務大輔殿御城下。八丁味噌の本場で、なかなか大きな街。
それから、なるみ絞りの鳴海。一里十二丁、三十一文の駄賃でまっしぐらに宮へ――大洲観音の真福寺を、はるかに駕籠の中から拝みつつ。
宮から舟で津へ上がる。藤堂和泉守どの、三十二万九百五十石とは、ばかにきざんだもんだ。電話番号にしたって、あんまり感心しない……田丸主水正は、そんなことを思いながら、道はここから東海道本筋から離れて、文居、藤堂佐渡守様、三万二千石、江戸より百六里。
つぎが、長野、山田、藤堂氏の領上野、島ヶ原、大川原と、夜は夜で肩をかえ、江戸発足以来一泊もしないで、やがて、柳生の里は、柳生対馬守御陣屋、江戸から百十三里です。
こんもりと樹のふかい、古い町だ。