후리가나로 읽는 일본 고전
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にんきょうにとうりゅう
任侠二刀流
国枝 史郎
国枝 史郎의 任侠二刀流(にんきょうにとうりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 224,569자 · 451화면
一目惚れ浜路宗三郎
他ならぬ伊集院五郎である。
「競争相手の山影宗三郎、たしかにこの家へはいって行ったが、どういう関係があるのだろう? こいつを探る必要がある。それに少し気になるのは、薬草道人とかいう隠者の噂だ。はてそれではそんな老人が、御岳に住んでいるのだろうか? はたしてそんな者がいるのなら、こいつも探る必要がある。ふふん、どうやら俺の方が、今のところ少し歩が悪い」
尚様子を探ろうとしてか、チビチビ盃を嘗めながら、酒場の様子をネメ廻した。
「それはそうと耳寄りなのは、山窩の大軍がいるということだ。こいつアいいぞ、一思案! 面白い博奕を打ってやろう」
勘定を払うと伊集院五郎、フラリと酒場から外へ出た。
もう四辺は雀色、昼が夜に移ろうとしている。これからが酒場の書き入れ時、浜路の腕の揮い時。
一目惚れ浜路宗三郎
恋は不思議でも神秘でもない。人生には二つの慾望しかない。一つは食慾、一つは性慾、よき配偶を発見し、理想的に性慾をとげようとする。この行為が恋である。よき配偶というものは、オッチョコチョイには目付からない。そのため人は煩悶する。だが往々一瞬間に、配偶を目付けることがある。