후리가나로 읽는 일본 고전
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にんきょうにとうりゅう
任侠二刀流
国枝 史郎
国枝 史郎의 任侠二刀流(にんきょうにとうりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 224,569자 · 451화면
耳を貫く烏笛
だがどこからも返事がない。やられたかな? 大丈夫! 何んの鷺組の頭領が、市街戦などで殺されるものか! 策あって逃げたに相違ない。
大通りへ出た三人の男女、「さあ揃って七ツ寺へ!」
サ――ッと走るその行手へ、また現われた敵の勢!
「山影氏、今度こそ遁がさぬ!」先頭の一人が呼ばわったが、これ他ならぬ伊集院五郎。
耳を貫く烏笛
衆を率いて御岳以来の怨敵、伊集院五郎現われた。
「うむ、貴様、伊集院か!」山影宗三郎呻いたが、グルリと背後を振り返った。「一刻も早く仁右衛門殿、浜路殿を連れて例の場所へ! 拙者一人にてこれらの雑兵、切り散らして血路をお開き申す! 来い伊集院、刀の切れ味、今夜こそ見せる、驚くなよ!」
伊集院を目掛けて弘法の太刀、すなわち右肩から左胴まで、大袈裟掛けに切り込んだ。
「何を!」とジャリーン伊集院、捨て身に流して払ったが、颯と左へ飛び退いた。「方々拙者にお構いなく、仁右衛門浜路へおかかりくだされ! 出来得べくんば生け擒りにな! 特に女は是非生け擒り! ……来い山影!」とこれも武士、一刀流の貫心の手、太刀を延ばすと左腕をズバリ!
「小癪な!」とかわした宗三郎、左手を放すと右の手で、大きく廻して横なぐり、きまれば円明の蜘蛛手となる。