일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にんきょうにとうりゅう

任侠二刀流

国枝 史郎

国枝 史郎의 任侠二刀流(にんきょうにとうりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 224,569자 · 451화면

아오조라 문고

露路の細道駒下駄で

「それじゃア首尾よくなさりませ」

「一生懸命!」と志水幹之介、釣られたように立ち上がった。

連れて立ち上がった荻野八重梅、つと寄り添うと腕をのばし、幹之介の肩へ打ちかけたが、

「これが今生の一締めさ!」心で云ってグーッと締め、頬ヘピッタリ頬をあてた。

「八重梅!」と締め返して幹之介、「暁の鐘の鳴る頃には……」

「待っております。おいでなさりませ」

「うむ、そうしてどこで待つ?」

「ここは人目にかかります、そうですねえ、浅間の社地で」

「そこから一緒に他国だな」

「通し駕籠で東海道、江戸をさして行きましょう」

「よし」

と云うと幹之介、障子を開けて縁へ出た。フラツク足を踏みしめ踏みしめ、行ってしまったその後は八重梅一人になったのである。

ジーッとすだく虫の声、萩の下辺から聞こえて来る。河東節は聞こえない。三味線の音も音を絶えた。中庭に灯る石燈籠、明滅をする燈の光、蛾がパサパサとぶつかるらしい。

「では妾も御輿を上げ、そろそろ宿へ帰ろうか」

門まで行くと声をかけた仲居。

「あの、お供を呼びましょう」

「いいえ歩って帰ります」

「表は物騒でございますよ」

「ナーニね」と云うと荻野八重梅、微妙に笑ったものである。