후리가나로 읽는 일본 고전
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にんきょうにとうりゅう
任侠二刀流
国枝 史郎
国枝 史郎의 任侠二刀流(にんきょうにとうりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 224,569자 · 451화면
筒口天へポンと向く
また太郎丸やり出した。「まだ唖者かな、石仏かな、無言の行者でござんすかな! では止むを得ぬ、俺の口から、今夜の企て話してやろう! 実はな、お前の天文の才、どのくらいあるか験して見よう、そこでここまで連れては来たが、期待は外れた、解らないらしい。実はな」
と云った時、西川正休、
「殿!」と始めて声を出した。
「何んだ?」と訊き返した太郎丸。
「殿の悪戯、破れましてござるよ!」
「何を!」と云うのを押っかぶせ、「聖者星の光芒、燦然たりじゃ!」凜として正休云ったものである。
筒口天へポンと向く
「聖者星の光芒燦然たりじゃ!」
正休に云われて太郎丸、「それがどうした!」と眼を怒らせた。
「殿の計画、すなわち画餅!」
「馬鹿な!」と太郎丸セセラ笑った。「今回の企て聖者星に、何んの関係あるものか!」
「聖者星の星主、城中にござる!」
「それは誠か?」と太郎丸、いささかギョッとしたらしい。「云え! 何者? 星の主?」
「いまだその儀は……拙者にもな」
「とまれそいつが邪魔したのか?」
「さよう」というと西川正休、自信をもって悠然といった。「いかにも一時は幸臣星。危く光を失いかけてござる」