일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠4

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠4(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 264,133자 · 524화면

아오조라 문고

「はい」

「ちとお尋ね致したいが、あの峠へかかるまでにお関所がありましたな」

「はい、駒飼と申すところにお関所がござりまする」

「あの、その関所は、手形が無くては通してくれまいか」

「それはあなた様、お関所にはどちらにもお関所の御規則がありまして」

「それをどうぞして、抜けて通る路はあるまいか」

「あの、お関所の前をお通りなされずに?」

「粗忽千万のことながら、その手形というものを途中で失うて困難の身の上、何と御内儀、よい知恵はござるまいか」

美少年は一生懸命でこれだけのことを言いました。よほどの勇気をもってこの宿の主婦と見たお角にこのことを打明けて、相談をしてみる気になったものであります。

しかし、これだけの相談として見れば、それだけの相談だけれど、表向きに言えば、お関所破りの相談であります。どうしたらお関所破りができるか教えてくれというようなものであります。お角はこの少年の面を篤と見ないわけにはゆきませんでした。

「それはそれはお困りのことでござりましょう、ほかのことと違いまして」

お角も、さすがに即答がなり兼ねるらしくあります。少年はきまりが悪いのか、窮したせいか、下を向いていると、