후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠4
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠4(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 264,133자 · 524화면
五
「さてこそ」
あれだ、能登守の疑問の提灯に対する解釈はあれだと、兵馬は少なからぬ好奇心を加えました。
能登守は聞ゆる射撃の名人。あの銃口に提灯の疑問が破られて、同時に、市民の迷信が解かれるのだと、兵馬は頼もしく思って固唾を飲みました。
鉄砲を取り直して構えた能登守の姿勢は無雑作に見えました。暫らくして轟然と一発!
兵馬は天守台の櫓の屋根の上から、疑問の提灯が切って落したように真一文字に直下するのを見ました。
しかも直下する途中で提灯の体へ火がついたから、一団の火の玉が九仞の底に落つるような光景を、兵馬はめざましく見物しました。おそらく、ほかの市中の人もそれをめざましく見物したでしょう。
五
その翌日、城中の御番所で勤番の総寄合がありました。
月に少なくも一度はある詰合でありましたけれど、その日の寄合は、特に念入りの寄合ということであります。
御老中が見えるということもあるし、また御老中の名代に、駿府の御城代が立寄るという噂もあるし、それらの接待の準備や、また先日の流鏑馬の催しについての跡始末やなにかの相談もあるのであります。駒井能登守も無論、その総寄合に立会わねばならない。