일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠4

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠4(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 264,133자 · 524화면

아오조라 문고

十五

群集がパッと散って開いてくれた道を、笠に合羽の旅人体と、裸体に脚絆のがんりきとが疾風の如く駈け抜ける足の早いこと。

二人は街道、人家、畑の中を区別なく北を指して駈けて行く。それを追蒐ける裸虫も弥次馬も、要するに二人の逃げて行く逃げっぷりに比べると、芋虫のようなものです。

十五

その夕べ、能登守の邸から、能登守の定紋をつけた提灯と、お供揃いとがあって、一挺の乗物が出ました。主人の殿様が公用でどちらへかおいでになるのだろうと、門番の人はみんなそう思っていました。

けれども、この乗物はお役宅へも行かず、御城内へも入らず、お代官のお陣屋へでもおいでになるのかと思えばそうでもありません。長禅寺まで来てこの一行が止まったから、さては何か不意の御用があって、このお寺へ御参詣のことと思われました。長禅寺は甲州では恵林寺に次ぐの関山派の大寺であります。ここに能登守が訪ねて来ることは不思議とするに足りないことであります。

方丈と暫らく対談があったらしく、やがて乗物とお供とがここから帰って行く時分に、その裏山の宵闇に紛れて行く宇津木兵馬の姿を見ることができました。

さては、能登守の乗物で来たのは本人の能登守ではなくて、この宇津木兵馬であったろうと思われる。