후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠4
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠4(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 264,133자 · 524화면
そのうちに、流鏑馬をやろうじゃないかという説も出ました。この説がかなり有力な説になっていきそうでありました。八幡宮で行われる流鏑馬が久しく廃れているから、それを起そうじゃないかという説は、これらの子弟の説としては根拠もあり理由もある説なのであります。
また一方においては、我々でお能の催しでもしようではないかという温雅な説も出て来ました。それは大した勢力はなかったけれど一部のうちには、なかなか熱心な面付をしている者がないではありません。
議論百出で、容易になんらの決定を見ませんでしたけれども、大体において、近いうち徽典館の青少年らしい催しをして、大いに元気を揚げようじゃないか、ということに一致したのであります。それで今宵出て来たいろいろの議論を参考として、次回の集まりまでに成案を立てるというだけはここできまりました。
それから各自になるべくその主張するところに多くの賛成者を求めようとして、雑談の間に遊説を試みているのもありました。それで夜の更けると共に、席はいよいよ興が乗ってゆくばかりです。
この連中が解散を告げて徽典館の門を出た時分に、黒闇の夜に例の霧のような靄がいっぱいに拡がっていました。