일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こどもふどき

こども風土記・母の手毬歌

柳田 国男

柳田 国男의 こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,761자 · 278화면

아오조라 문고

その文句はもうだれも覚えておらぬだろうが、各節のおわりの一行に、

ああ三角は飛ぶよ

という言葉のあったのを、どういう意味であろうかと、あの当時のひとはひょうばんにしたものである。

のちになって考えて見ると、それはべつにむつかしい謎ではなかったようである。東京は大正十二年九月の大震災にあって、目ぬきの大通りの町屋は、ほとんとみな焼けくずれて、その跡へはまるで以前のものとはちがった、屋根の平たい堂々たる、ビルというものが建ちならぼうとしていた。すなわち三角はもう飛んでしまったのである。帝都以外の大きな都会でも、家を建てなおす場合には、たいていはこの形をまねて、屋上に庭園があり、運動場のあるような家をつくることができないと、建築家でないように思う者が多くなった。高いところなどにのぼって見ると、町の形がまるでかわって、日本にいるような感じがしなくなりかけていた。それをクロウデルが惜しいことだと思ったのである。

しかし日本の屋根の三角は、けっしてまだ飛び去ってしまってはいない。田舎はもちろんのこと、大きな都会でも、あたらしい平屋根が目につき出したというだけで、われわれの住んでいる家は、たいていは三角にとがったままでいる。