일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こどもふどき

こども風土記・母の手毬歌

柳田 国男

柳田 国男의 こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,761자 · 278화면

아오조라 문고

一四、千社参り

それが病人の枕もとまで聴こえてくることもしばしばある。あるいは参詣の人たちが垢離を取った姿のままで、帰りにどやどやとその家に寄って行くこともある。こういう声を聴くと、たとえようもなく心丈夫になり、また元気がつくものだそうである。あるいはこういうところにも共同の祈願の隠れたる効果があるのかもしれない。

ところがこの千度参りの人の数というものは、じっさいはだんだんに少なくなってきている。ことに交際のかぎられた都会の人々などはお百度はただ一人で踏むものと思い、なんべんも同じところへ行くことを、お百度を踏むという諺さえある。大きなお社の鳥居の脇にはお百度石という石が立っていて、手に数取りの紙縒や竹の串をもって、脇目も振らずにそこと社殿とのあいだを、往き返りする人を毎度見かける。これも病人のためか、または遠いところにいる旅人のための、切なる願い事であることは同じなのだが、今ではそれがもう純然たる個人祈願になってしまっているのである。

一四、千社参り

一つの神さまのお社へ、百度二百度のお参りをする代りに、つづけて数多くの宮を巡ってあるくという風も、大分前からはじまっている。