후리가나로 읽는 일본 고전
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
柳田 国男의 こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,761자 · 278화면
五、ユイに屋根葺く
つまりわたしたち日本人は、あの小さなぼやぼやとした草小屋から、だんだんと工夫をかさねて、色といいまた形といい、今までまるで見られなかった美しいものを築きあげて、それを全国にふきゅうさせたのであって、だれの力ということがたずね難く、また毎日見なれてしまったゆえに、これをあたりまえのように思う者ばかり多くなったが、人が集まって大きな事業をなしとげ、かつ生活を改良したという点から見れば、これもまた民族の一つの記念、一種のピラミッドであったと言うことができる。
五、ユイに屋根葺く
しかも大震災のような、意外の激変もなく、また西洋文化の影響もなくて、ただ眼の前のなんでもない原因から、この草屋根の三角も、やがて飛び去ろうとしているのである。みなさんが親になり、祖父母になるころには、もう日本の子どもたちは、絵や写真で見るか、または山奥へでも入って見ぬ限り、この見ごとな大きなくず屋というものは、眺めることがむつかしくなるであろう。物がなくなってしまえば説明もよくはできず、また説明をもとめる者もすくないかもしれぬ。それだから今のうちに、もっと注意をはらい、またわたしのするような話を聴いておくひつようがあるのである。