후리가나로 읽는 일본 고전
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
柳田 国男의 こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,761자 · 278화면
公認の悪戯
知らぬ人も少なかろうがこの例を一つだけ挙げておこう。伊勢では櫛田川のほとりのある村で、可愛い童子が樹の上にいるのを見て、
さる稚児と見るより早く木に登り
と口ずさんでいい気になっていると、すぐにその童子が下の句をつけて、
狗のようなる法師来たれば
とやり返したので、ぎゃふんと参って早々に遁げ去ったという話。その「さる稚児」は今ならば目に立つほどの美少年とでもいう言葉だが、それを猿に引掛けて木に登りとからかうと、一方また猿に対して狗といった、つまりは平凡なただの口合いではあるが、「狗のような法師」はあのころのはやりで、旅の連歌師などが自らを嘲る言葉だったからおかしいのである。児と法師との多くの問答は、いずれの土地の伝説でも、皆かならず前者の勝利をもって結ばれている。その賢しい童児は実は神様の化現であったなどというのを見ると、単なる民間文芸の趣向ではなしに、或いはもと路ばたに出て旅の参詣者に呼びかけるような宗教的の職業に、子どもが参与する慣わしがあったのではないかと思う。
公認の悪戯
味をしめるということが、よく子どもについてはいわれる。子どもには自制の念が乏しいのは当り前だから、してもよろしいとなるとたいていのうまいことが、癖にもなれば流行にもなりやすい。