후리가나로 읽는 일본 고전
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
柳田 国男의 こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,761자 · 278화면
千駄焚き
一、地名のおこり
珍らしいと思うのはその鎌倉から、百数十里も西にへだたった、中国地方のある田舎に、いつの間にかこんな歌がはいっていて、しかもその歌のこしらえかたが、伊豆の物搗歌などとも似通うていることである。京都をはじめとし、京と鎌倉との中間地帯にも、おなじ歌はまだ一つも採集せられていないが、東京のしゅういの村々のなかには、この「鎌倉の椿」の歌の断片と見るべきものが、まだ二つ三つはのこり伝わっていた。しかもおたがいにまったくそれを知らず、ただ偶然にわたしが母の歌を記憶していたのだけれども、気がついて見ると一国の文化は、わたしたちの知らぬまに国じゅうに行き通うていたのであった。皆さんもこれから注意ぶかく、だんだんと見たり聞いたりしたことを積みたくわえて行かれるならば、国の昔の交通の跡を明らかにし、昔の人の心持をよく理解し、またそれを一生涯、おぼえていることもらくなのである。
千駄焚き
一、地名のおこり
東京のもとのまわりには西南のはしに千駄ガ谷、北に片よって千駄木という町があって、ともに聞きなれぬ地名だから人が注意している。千駄ガ谷はもと郊外の農村だった。古い地誌にはここは広い野で、萱が千駄も苅れるところから、千駄萱といったのが村の名のおこりであろうと書いてある。