일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こどもふどき

こども風土記・母の手毬歌

柳田 国男

柳田 国男의 こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,761자 · 278화면

아오조라 문고

木の枝の力

木の枝の力

今の人には何でもない木の小枝の鉤になったものなどが、昔は非常に重要にみられていたということは、必ずしも小さな発見ではない。金属工芸の進まなかった時代から、土を耕す鍬はすでに備わり、また火を焚く炉の上の鉤も欠くべからざるものであった。これに天然に備わった物を用いようとすれば木の枝より以上に丈夫なものはなかった。すなわち昔の人たちは自分の体験によって、つとに木の枝の強い力を認めていたのである。

三重県の北部から滋賀県の甲賀地方にかけて、春のはじめに神様を山から、里の方へ御迎え申す作法として、鉤曳という神事がある。神木に張り渡した太い注連繩に、木の鉤を懸けて歌をうたいつつ曳くのである。

東北地方では一般に、峠路の辻や入口にある大木の高い枝に、鉤になった小枝を下から投げあげて引懸かるかどうかを試みる占いがあって、時々は無数にその小枝の懸っている樹を見かけるが、それを鉤懸もしくはカンカケといっている。讃岐の小豆島の寒霞渓もそれらしいから元はこの方面にも同じ風習があったかと思われる。今日では小石を石の鳥居の上に乗せて見ようとし、または沓掛といって、馬の沓や古草鞋を投げあげるようにもなっており、子どもや若い者の慰みくらいにしか考えられておるまいが、かつてはまじめに或る旅行の成功するか否かを、鉤によってたしかめ