후리가나로 읽는 일본 고전
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
柳田 国男의 こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,761자 · 278화면
二、歴史は単純でない
二、歴史は単純でない
わたしの話の題は棒の歴史、あんな棒見たような何でもない物にも、なお人間のほうから見て、見のがせない大事な変遷があるということを、皆さんに気づかせたいために、こんな題をつけたのだが、それは同時にまた風呂敷包みの歴史でもあるのみか、ひろくいうならばわが邦の、運搬方法の昔から今まで、だんだんと進んできた途筋を説くことにもなるのである。
なにかここにある物をあそこまで運んで行きたいと思う場合、鳥や獣や蟻・蜂・蜻蛉なども、足でつかんだり口にくわえたりして、持ちあるくことまではする。猿だけは手に取ってある距離を運び得るが、手というものは、元来ほかにもいろいろの用があるので、永く持ってもおられず、またそう大きな物も持てない。人は幸いにはやくから考え深く、手もさまざまの形にして利用したばかりか、なおつぎつぎに頭と背と肩とを使って手を休ませ、また手では持ちきれない物までも遠くへはこんだ。それが今日のように高い空から、または海の底から、自由に送りとどけられるようになるまでに、人が人にたのまれ、もしくは牛馬駱駝や船車などを使いこなして、それはそれはいろいろの新らしい運送方法を、近世はことに頻繁にかんがえ出していたのである。