후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면
お美夜ちゃん
一
一ばん貧しい人たちの住む一廓で、貧乏だと、つい、気持もとがれば、口もとがる。四六時ちゅう、喧嘩口論の絶え間はなく、いつも荒びた空気が、この物の饐えたようなにおいのする、うす暗い路地を占めているところから、人呼んでとんがり長屋――。
鰯のしっぽが失くなったといっては、喧嘩。乾しておいた破れ襦袢を、いつのまにか着こんでいたというので、山の神同士の大論判。
こうして、長屋の連中、寄ると触ると互いに眼を光らせ、口を尖らせているので、恐ろしく仲がわるいようだが、そうではない。
一朝、なにか事があって外部に対するとなると、即座に、おどろくほど一致団結して当たる。ただふだんは口やかましく、もの騒がしいだけで、それがまた当人たちには、このうえなく楽しいとんがり長屋の生活なのだった。
つけ木屋の隣が、独身ものの樽買いのお爺さんで、毎日、樽はござい、樽はございと、江戸じゅうをあるきまわって、あき樽問屋へ売ってくるのである。
そのつぎは、文庫張りの一家族で、割り竹で編んだ箱へ紙を貼り、漆を塗って、手文庫、おんなの小片入れなどをこしらえるのが稼業。相当仕事はあるのだけれど、おやじがしようのない呑んだくれで、ついこの間も、上の娘をどこか遠くの宿場へ飲代に売りとばしてしまった。