후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면
長屋の真ん中、作爺さんの住居です。
さっきからこのさわぎなので、長屋は、奥の紙屑拾いのおかみさんが双生児を産んだ時以来の大騒動。でも、みんなこわいものだから、遠く長屋の入口にかたまって、中へはいってこない。
一間っきり作爺さんの家に、あがりこんでどなっている武士は、四人――どこの家中か、浪人か、服装を見ただけではわかりません。
昼間だけに、さすがに覆面はしていないが、身もとをつつんできていることは必定。
狭いところに大の男が、四人も立ちはだかっているのだから、身動きもならない。
お美夜ちゃんはすっかりおびえて隅の壁にはりついたような恰好。円らな眼を恐怖に見開いて、どうなることかと、侍たちを見上げています……。
作爺さんは、すこしもあわてない。
押入れの前にぴったりすわって、
「へい、ある筋より頼まれまして、風呂敷に包んだ木箱を一つ、預かっておりますが、何がはいっておるかは、この爺いはすこしも存じませんので」
「うむ、それじゃ。その箱を出せと申しておるのに」
「いや、手前はあけて見たわけではござりませぬが、こう、手に持ちまして手応えが、どうも、おたずねの茶壺などとは思えませぬので」