후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면
ちょうどこの日、妻恋坂では、伊賀の暴れン坊を待ちきれずに死んだ、司馬十方斎の葬儀。
その威勢、大名をしのいだ、不知火流の家元のおとむらいですから、イヤその盛大なこと。
白黒の鯨幕、四旒の生絹、唐櫃、呉床、真榊、四方流れの屋根をかぶせた坐棺の上には、紙製の供命鳥をかざり、棺の周囲には金襴の幕……昔は神仏まぜこぜ、仏式七分に神式三分の様式なんです。
この日、門前にひしめく群集に撤銭をするのが、司馬道場の習慣だった。当時、江都評判の不知火銭というのは、これです。
その、山のように撒くお捻りのなかに、たった一つ、道場のお嬢様萩乃の手で、吉事ならば紅筆で、今日のような凶事には墨で、御礼と書いた一包みの銭がある。これを拾った者は、お乞食さんでも樽拾いでも、一人だけ邸内へ許されて、仏前に焼香する資格があるのだ。われこそはその萩乃のお墨つきを手に入れて、きょうの幸運児になろうと眼の色変えて押すな押すなの騒ぎだ。
ここへ馬を乗りいれた源三郎をめがけて、銭撒き役の峰丹波、三方ごと残りのお捻りを投げつけたのだが、偶然源三郎のつかんだ一つが、その、万人のねらう萩乃のお墨つきでありました。