후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면
二
岩淵達之助、この人は、泣く子もだまるといわれた怖いオッサンで、本郷界隈では、だだッ児の虫封じに、しばしばその名を用いられた。これじゃアまるで、小児科の適薬みたようです。
冗談はサテおき。
司馬道場では峰丹波から数えて二番目の使い手。
いったい、物語に出てくる女といえば、こいつがそろいもそろって、みんな美人。剣術つかいは、出てくるのも出てくるのも、かたっぱしから剣豪だらけで、まことに恐れ入りますが、しかし、考えてみると、これでなくっちゃア話になりません。弱い剣士なんてエのは、場ちがいです。あつかわないんです。
剣豪のうえに大剣豪あり、そのまた上に大々剣豪があるから、物事がこんでくる。
で、今。
筑紫の不知火は闇に光る――なんかと、ひどく乙なことを言って、畳を踏みきる跫音すごく、源三郎に斬りかかってきたのが、この岩淵達之助だ。
人の刀を使えなくしておいてから、切るたんかでは、たかが知れている。
はたして。
ボンヤリ立っていた源三郎だったが、太刀風三寸にして剣気を察した彼、フイと身をそらしたから、はずみをくらった岩淵達之助は、刀を抱いたまま部屋の向うへスッ飛んで、どすん! 御丁寧に襖とでも接吻したらしい音。