후리가나로 읽는 일본 고전
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よせ
圓太郎馬車 正岡容寄席小説集
正岡 容
正岡 容의 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集(よせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,226자 · 295화면
色川亭――野毛三丁目 (源氏節)
どこもみな御多分に洩れなかった。
無理は百も承知で、よもやを念じて行ってみたのだったが、みんなよもやのほうにならなかった。
一軒一軒木で鼻をくくったように断られた。
源氏節のかかっている野毛の山際の色川亭では、
「落語家なんて奴ァ常日頃、高座で源氏節の悪口ばかしぬかしやアがって、今さら、俺たちをたよってくるとはなんたるコッた、帰れ帰れ」
いきなり一座の五厘らしい男が、今松の頭から塩をぶっかけた――なめくじじゃあるめえし。
万事休すなり。
スゴスゴまた花咲町の下宿の三階へ引き返してきて、この四日間の無駄足をつくづくとおもった。
見渡す限りの午下がりの屋根屋根へいまだこの間の雪が残っているのに、さらにまた今夜あたりから二度目のやつが降り出しそうだ。
だんだん年は暮れてくるし。
もうじき東京じゃ、観音様の市だろう。
手を伸ばせば届きそうな東京が、なんだか百里も二百里も離れているところのように心細く思われた。
いや今松の心の距離では、今は五百里も千里も隔っているのかもしれない。
それにしても――。
越すに越されず越されずに越すと連中がよく言う今年の関所は、すぐ駆け足でやっておいで遊ばす。