후리가나로 읽는 일본 고전
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よせ
圓太郎馬車 正岡容寄席小説集
正岡 容
正岡 容의 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集(よせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,226자 · 295화면
二
そうしてお言葉に甘えて御世話になる。貴方の出世をどんなによろこんでいることか」
簡単ながらそうした意味の、歓びに溢れた手紙だった。
なにか小助六も嬉しかった。
二
お艶ちゃんに逢いたい。
嬉しい明るい晴れがましい日が続いていくなかで小助六は、この頃せつにそう思わないわけにはゆかなかった。
さすがに芸の練磨の激しさ。
世渡りの道の険しさ。
このふたつに寧日なくて昔のようにお艶ちゃんとの思い出の町を行くときも、心痛むほどのこととてはなかったが、それは浮雲に覆われたとき一時、日の光が力を弱めたかに見えるのと同じ理合だった。その雲の背後では大きな嘆きの太陽が絶えずキラキラと輝いていたのだった。
従ってその雲絶れのしたときは、いっそう太陽の悲しみの色はカーツと烈しく照り栄えてきた。
三河屋の隠居のお神さんになっているなら、それでもいい。
ともかくも、自分は逢いたい。
いや、なにも逢ってどうしようというのじゃない。
ただ逢って今日まで上方三界をほっつき歩き、やっとここまで「芸」の山坂が上りつめられてこられた自分であるということがひと目歓んでもらいたいだけである。