후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
よせ
圓太郎馬車 正岡容寄席小説集
正岡 容
正岡 容의 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集(よせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,226자 · 295화면
二
岡村と同じ高利貸になってしまうものさえ、できた。
なんになってもいっこう差し支えないけれども、商売をはじめると同時に、あっけなく落語家の足を洗ってしまうその了見が、あまりといえば情なかった。
「芸」なんか、空吹く風。
揃いも揃ってそれが彼らの態度だった。
心構えだった。
「なんて手前勝手な奴らばかりだろう」
あれほどの人気を棄てて宿屋をはじめた歌団治や、たちまち高利貸になってしまった助丸の上を思って、見まじきものでも見せられたように、うすら悲しく今松は目を伏せた。
「みんなが、こんな了見じゃ、上方の落語の道は繁昌しねえ。岡村さんの手を借りねえでも、手前で秋の落葉と散って亡んでしまうのだろう」
暗澹と言った。
折柄上方の街々にも、もうその秋風が吹きそめていた。
二
初めての月給日がきた。
備後町の岡村の事務所へ、紅梅派の芸人一同、午前九時から午後十時までてんでに月給をもらいに行くことになっている。
「区役所へ水道の税でも納めに行きやしめえし」
忌々しそうに今松は言った。
「ほんまにいな」
海老団治がニヤリとした。
この月給の十三円五十銭だって、そのうちの四円がとこは、この間中の七所借りに返して歩かなければならない。