후리가나로 읽는 일본 고전
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よせ
圓太郎馬車 正岡容寄席小説集
正岡 容
正岡 容의 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集(よせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,226자 · 295화면
二
「そうだ、俺、今夜師匠に会って言うだけのことを言ってきてやろう」
珍しく素面で白梅の帰り、御徒町まで帰ってきていた今松は、俄に師匠にひと談判したくなってクルリと踵を返すと、興奮して入谷のほうへと歩き出した。
二
「ダ、誰もいない? ヘーエ、そうですか」
いつの間にか途中どこかでチョロリと引っ掛けてきていた今松は、この頃ひどく鋭くなった目をいっそう酒で血走らせ、足もとも危うく、飯焚き婆さんのおいちに言いながら、フラフラ奥の八畳へ上がっていった。
「住みかえた家は気安し郭公」
と枯れた達者な字でしたためられてある死んだ二葉町の大師匠燕枝の軸が、ランプの笠の陰影で半分から上を薄暗く見せているその部屋には、燻っている蚊燻しの傍で七つになるもらい娘のお六が、クリクリした目を余計大きくさせて、飛んだり跳ねたり変ったりの花川戸の助六の玩具を持っておとなしく遊んでいた。
助六の娘が助六の玩具を持って遊んでいた。
ちょいと今松はうれしくなった。
いたって子供をあやすことの駄目な今松だったが、この子だけは不思議になついていた。
「オお六ちゃん、阿父さんは」
立ちのまま、訊ねた。