후리가나로 읽는 일본 고전
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よせ
圓太郎馬車 正岡容寄席小説集
正岡 容
正岡 容의 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集(よせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,226자 · 295화면
つまりその話と同じことで他が出世をしたら、自分も出世をすればいいのだ。だのに他人の讒訴ばかり挙げているから、しまいに手前が五人十人、大ぜいがかりでなぶり殺しにされてしまうのだ。
こいつもいけない。
これも御名前は憚らせていただくが、俺を八時から九時くらいの高座へ上がらせてくれればうんとうめえ芸を見せられるのだが、いつも前座同様、六時七時に使やアがる。だからつい熱の入った芸がやれないのだと愚痴をこぼす奴がある。これまたたいへんな心得違いで、五時が六時だろうが、腕いっぱいの芸を見せてみろ、しまいには誰かが認めて賞めてくれる。それがひいては八時九時に出られるキッカケをこしらえてくれるのだ。それがいきなり怠けている奴を、八時九時の高座へ上げてみろ。凡夫の悲しさ、つい固くなる、ヘドモドする、ロクな腕前は見せられないで、またぞろ前座同様のところに逆戻りということに相成ってしまうだろう。
こいつも駄目だ。
俺は腕があるのだから、大真打のところへ暑寒の挨拶になんぞ行かないとふんぞり返って威張っている不遇の落語家さんがある。腕のない奴が先輩どもへお世辞専門、御馳走ばかりしちゃ取り入るのはもちろん苦々しい限りだけれど、かりにも目上と目下、いやらしくない程度で暑さ寒さには顔を出す。