일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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よせ

圓太郎馬車 正岡容寄席小説集

正岡 容

正岡 容의 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集(よせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,226자 · 295화면

아오조라 문고

だったわけなのですが、みすみすその縁起のいい名前を返して都川歌太郎を名のらなければならないようなことにまでなってしまいました。それは柳枝さんの元のお神さんの小満之助という音曲師が大阪から帰って来て、三代目都々逸坊扇歌となった。元のお神さんだった関係から頭取の柳枝さんへ話し、柳枝さんからまた師匠へ話して、無理に私を歌太郎と改名させ、この扇歌の前へつかわれるようなことになってしまったからです。

ところが、この扇歌が評判がよくない。

したがっていよいよ私は売れない。今までだっていい加減、貧乏のところへもってきてそれがいっそう烈しくなり、とうとうお粥もすすれないようになってきました。

でもなんとかしていい落語家になりたいと、その頃、京橋の金沢の昼席を、三年間、柳枝さんが真打をつとめていましたが、私はここへ勉強のため、無給金でつとめました。どうして無給金かというと、もともと、お客が十五人か二十人しか来ない。したがっててんで楽屋入りもないところから、ここは落語家の無料で出演する修業場所としてあったのです。夏なんか洋傘が買えなくって頬かむりをしては楽屋入りしたものですっかり色が黒くなって、お前、流行の海水浴に行ったのかと冷やかされたこともよくありました。