일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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よせ

圓太郎馬車 正岡容寄席小説集

正岡 容

正岡 容의 圓太郎馬車 正岡容寄席小説集(よせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,226자 · 295화면

아오조라 문고

重ねて申し上げますが、なににしても芸人はまず芸のこと、そうすりゃ人気なんてあなた、百里の道を遠しとせず、後から汗だくで追い駆けてくっついてきますよ。

三月、いよいよ日清講和談判というめでたいときに私もめでたく三代目小さんの看板を上げました。このときに魚河岸の今津、櫛田といったような頭立った方々が縮緬の幕をこしらえてやるとおっしゃるから、それはいけません、私は貧乏ですからしじゅうほうぼうの寄席へその幕を掛けとおすことができず、ついその幕を米屋の払いやなにかにしてしまったりするといけませんからと、こう正直に申しましたら、芸人には珍しい正直者だとかえってそれが気に入られ、魚がしという木綿のうしろ幕、それにヒゴ骨の提灯を毎晩お客さまへ景物に出してくださいました。これでいよいよ人気が立って毎晩の大入、あとの寄席もどこもかしこも大入続きで、どうやら小さんの名前を汚すことなく、おかげで今日まで参りました。でも雀百まで踊り忘れずとはこのことでしょう。そそっかし屋だけは一生直りそうもありませんでね、その木原店へ初看板を上げたときもです、縁起を祝って諏訪町の新建ちの家へ引越したのですが、銭湯の帰りに御近所へ配る引越しそばをあつらえてきてくれと神さんにたのまれ、手拭片手にブラリ家を出たのはいいのですがお湯の帰りにうっかりお隣