후리가나로 읽는 일본 고전
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はたもとたいくつおとこ
旗本退屈男
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 旗本退屈男(はたもとたいくつおとこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 240,656자 · 478화면
これが普通だったら秩禄没収、御家は改易、その身は勿論切腹と思われたのに、竜造寺家末流という由緒から名跡と徳川家客分の待遇が物を言って、幸運にも長門守は罪一等を減ぜられた上、即日城代の御役は御免、二万石を八千石に減額、九十日間の謹慎という寛大すぎる寛大な裁断が下ったのでした。さればこそ、勿論長門守は、江戸大公儀の慈悲あるその処断を感泣しないまでも内心喜んで御受けしただろうと思われたのに、変り者と言えば変り者、慷慨家と言えば一種気骨に富んだ慷慨家です。処罰をうけるや長門守は却ってこれに痛烈な批難を放ったのでした。
「明盲目共にも程がある。この御代泰平に軍用金を貯蔵することからしてが、死金を護るも同然の愚かな業じゃ。活かすべき時にこれを生かして費うと、後生大事に死金を護ると、いずれが正しき御政道か、それしきのけじめつかいで何とするか。徳川の御代はすでに万代不易の礎も定まり、この先望むところは只御仁政一つあるのみじゃ。ましてや天台の教えは仏法八宗第一の尊い御教じゃ。さればこそ竜造寺長門、無用の死金預かるよりも、これを活かして費うことこそ御仁政第一と心得て、他へも融通したものを、事々しゅう罪に処するとは何のことじゃ。