일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はたもとたいくつおとこ

旗本退屈男

佐々木 味津三

佐々木 味津三의 旗本退屈男(はたもとたいくつおとこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 240,656자 · 478화면

아오조라 문고

一六

」

六本の槍襖がじりじりと背後の指揮者とみえる影のところまで退って、一緒になった九つの影がじりりッとお濠の方へ――。

「ほら! ほら! あとすこしでお濠でござるぞ。お濠の水雑炊おたしなみなさるも御一興。鮒、鯉、どしょう、お好みならばいもり、すっぽんもおりましょうぞ。――ほらッ。ほらッ」

あぶない。お濠の角石まであとがつまって、爪先立ってよろめく一番うしろから、今にも人雪崩れ打ってお濠へ落ちこむ、――と見えた途端でした。――不意に退屈男の背後から、どすぐろい叫びがあがりました。

「おひるみめさるな! そちらの方々! 押し返しめされい。加勢じゃ! 加勢じゃ! われらがお加勢つかまつるぞ! 挟み打ちにいたそう! 押し返しめされいッ」

一六

ハッとふりかえると、いつの間に迫ったか、いる! いる! かれこれ二十人ばかり、あまり風体もよろしくないごろつき付らしいのが、これが頭と見える白覆面を先頭に、ズラズラと白刄をならべているのです。

「やっておしまいなされ! この通り大勢、加勢がいるのじゃ! どなたたちか知らぬが、われ等も主水之介には恨みがあるのじゃ。どうでも今宵の中に呼吸の根をとめねばならぬそやつじゃ。