후리가나로 읽는 일본 고전
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はたもとたいくつおとこ
旗本退屈男
佐々木 味津三
佐々木 味津三의 旗本退屈男(はたもとたいくつおとこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 240,656자 · 478화면
どうしたことやら、四日程前にぶらりと家を出たきり、行き先も居どころも皆目分りませぬゆえ、もしや不了簡でも起したのではないかと、打ち案じておりましたところへ、人違いの心中者が届きましたゆえ、かように騒ぎが大きくなった次第でござります」
「誰袖もか」
「同じ日の夕方、やはり居のうなっているのじゃそうにござります。そういうお殿様はまた、いったいどうしてここへ?」
「到来物があったからじゃ。行方知れずの源七達から菓子折が参ったのよ」
「えッ。ではあの、せ、伜はまだ生きておるのでござりましょうか! どこぞにまだ存生しておりましょうか!」
「おるかおらぬかそれが謎じゃ。人間二匹居のうなって死体が揚がる、書置の手蹟は本人のものじゃがむくろは別人、死んだ筈のその者共から、選りに選って傷の主水之介に菓子折が到来したとあっては面白いわい面白いわい。いや近項江戸にも珍しい怪談ものじゃ。念のためそれなる死体一見しょうぞ。案内せい」
心得て六兵衛が恐懼しながら導いていったところは、ガヤガヤと黒集りになって人々が打ち騒いでいる奥庭先です。同時にそれと知って、サッと遠のいたのを、物静かに近よりながらのぞいてみると、死体は男女とも実に行儀がよい。