일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいじげきだん ランプのもとにて

明治劇談 ランプの下にて

岡本 綺堂

岡本 綺堂의 明治劇談 ランプの下にて(めいじげきだん ランプのもとにて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 167,283자 · 329화면

아오조라 문고

したがって、大阪では知らず、東京ではそれらのことを問題にするはずもなく、単に大阪方の贔屓や俳優らの狭量を冷笑するに過ぎなかった。

ただ一つ、ここに問題となったのは、この大阪乗込みについて、団十郎は二回の興行、あわせて四十日間の給料として五万円を受取ったということである。今日でも五万円といえばもちろん大金であるが、今日の物価は少なくともその当時に五、六倍しているから、それを今日の値に換算すると、二十万円以上、三十万円にも達するであろう。いずれにしても、その当時において四十日間の給料五万円などというのは劇界空前の出来事として諸人をおどろかした。わたしも確かに驚いた一人で、団十郎はともあれ、劇場側でよくもそれほどの高給を支払ったものだと思った。この五万円問題を大阪方でも頻りに論議していたが、東京でもそれについていろいろの論議が起こった。諸新聞は筆をそろえて書き立てた。団十郎はその傲慢が増長して法外の暴利をむさぼると言うものもあった。またそれに対して、由来芸術に定まった価はない。先方が承諾の上で支払うからは五万円でも十万円でも差支えはないと言うものもあった。