후리가나로 읽는 일본 고전
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
柳田 国男의 こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,761자 · 278화면
しかし名まえだけではなく、じっさいにも木なり萱なりを千把は焚くので、労力だけとしても容易なことでない。それだから、七日や十日の雨無しには、もっとかんたんな別の方法で雨乞いをするが、それらがどうしても効果なく、いわゆる百計つきたという時になって、思い切ってこの手段に出るのである。田植や夏物の栽培にたいして、雨がどのくらい大事なものであったかは、こういう雨乞いの方法の何十種というほどもあるのを見てもわかる。二十三夜待などとやや似ていたのは、立待といって氏神さまの社の前に、氏子が何人か交替して立ちどおしに立っていて、そのあいだ鉦を鳴らしつづけること、これは静岡県西部の海近くなどにもある。あるいはまた川の頼待としょうして、谷の流れの上に棚をかけて、その上で神を祭り、または念仏を唱えることもあって、これは土佐の山村にも行なわれている。雨乞いに鉦を打ち太鼓を鳴らし、それにつれて雨乞踊をもよおすなどは常の例で、そのなかでも変っているのは紀州の岩代という村などでは、昔は大きな蟹をとらえて踊山という山の峰にのぼり、その蟹を中において大いにおどり、それからまたその蟹を持出して海上はるかの沖の、大きな岩の上におくと、かならず雨が降ったといってもいる。