후리가나로 읽는 일본 고전
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
柳田 国男의 こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,761자 · 278화면
土のなかから出てくる古代の瓦にくらべると、堅さも重さも、また大きさも、ともに大ちがいな安物ではあるけれども、安いだけに人がもとめるに手がるであり、これを遠くへはこぶことは、損じやすくて不便であったゆえに、かえって村々に小さな瓦を焼く竈が数多くできて、いっそうそのふきゅうを早くした。わたしなどの若いころには、どの地方へ旅行して見ても、瓦を焼くけむりの見られないところはなかった。燃料はたいてい松の枯枝で、土はそこいらの粘土を持ってきて、水でこねて型にとった。瓦の型などもこのさいに大いにかわり、雌瓦雄瓦を一つにした、浪型のものばかり多くなったようである。瓦屋根の葺き方もおどろくほどかんたんになった。もとは板屋の上に土をうんとのせて、それを瓦で覆うようにしていたので、その重みがかかり、よっぽど丈夫な柱やつかをもって支えなければならず、したがって屋根の三角もとくべつの形でなければならなかったが、のちには材木を倹約して、むしろこのようなかるい瓦をよろこび、土もあんまり使わずに、そっとのせて置くようになって、屋根の形は板葺きとひじょうに近くなった。そうして握り拳でたたいて、何枚わったというような瓦なのだから、火事にあっても、また寒さに凍ってもすぐくだけて、火の用心にはあまりならなかった。