후리가나로 읽는 일본 고전
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
柳田 国男의 こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,761자 · 278화면
よい。その技術というなかには、隊の組織や報知機関の完備、機械の精巧さとか、消火栓の配置とか、道路のとりひろげとか、なおいろいろの要件がふくまれているが、屋根の葺きかたや諸材料の改良が、その一つにかぞえられるかどうかはまだ疑問である。ただ、戦国時代の城下の町のように、民家は焼けるもの、火がくれば家財をかかえて、逃げればよいものというような考えかたがだんだんと消えて、ここは一国の大切な都だ、これを美しくし、また安全な場所にしよう、焼いてはあいすまぬという共同の念慮が、日増しに強くなってきているということだけは、想像することができるのである。ただし、そのためには、災害が目の前にせまってから、これとひっしに闘うというだけではまだ足りない。どうすれば日本の国土に相応し、風景と調和し、無事の日にはこころよい住心地と、たのしい安全感とをあたえるような住宅の群れを作りあげて、いよいよわたしたちの愛惜の念を、深くかつ切なるものにし得るかを考えなければならぬ。こういう大きな任務が、これから成長してゆく若い国民にゆだねられている。それはむつかしいことだ、できない望みだということは、まだ皆さんは言い切ることができない。