일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こどもふどき

こども風土記・母の手毬歌

柳田 国男

柳田 国男의 こども風土記・母の手毬歌(こどもふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,761자 · 278화면

아오조라 문고

た。それが今見るような桶に変ったのは、女たちにとっては大へんなできごとであった。樽屋桶屋の商売が我邦にはじまったのは、はっきり何時からということはできないが、ともかくもそう古いころのことでないらしい。これは曲物細工からの改良ではなく、全然あたらしいべつな工芸であった。榑と称する檜や杉の木の四つわりを、円周にそうた線で厚く竪にわり、それをけずって円い形につなぎあわせ、そとから葛や竹の輪でしめつけて、底を入れたものが今日の桶であり樽であるが、これだとごくかんたんに、手桶の手をつけることができるのであった。手桶のさげ方にもうまいとまずいとはあろうが、だいたにに今はまだ形がきまっていないという感じがする。そうして三町と五町とへだたったところから、こうして水を汲んでくることは容易なわざでない。つまりは井戸が近くなったことが、大いに手桶の利用を助けているのである。司馬江漢の『西遊旅譚』という紀行は、今から百四、五十年前のものであるが、これには中国のある山村で、女が毎日谷川へ水を汲みにかようことが書いてある。往復一里もある路を頭に桶をのせて、路々も手を休めずに苧糸を績みながらあるいているとある。