후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(五)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(五)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 325,249자 · 653화면
おそらくそのまま呉侯に復命されたら、たちどころに、貴公の首はあるまい。いや、罪九族にも及ぶだろう」と、痛嘆した。
そういわれてみると、呉侯孫権の怒り方が眼に見えてくる。魯粛もその点は甚だ心許なかったのである。――が、今となっては、どうしようもない。途方に暮れるばかりだった。
周瑜も、腹を立てたが、心では魯粛のお人好しに、充分、同情を抱いた。それに彼は、むかし困窮していた頃、魯粛の田舎の家から糧米三千石を借りて助けられたことがある。――それを思い出したので、共に、腕をこまぬいて、
(どうしたらいいか?)と、懸命に思案した。
ふと、周瑜のあたまに浮んだのは、主君孫権の妹にあたる弓腰姫であった。――佳人年はまだ十六、七。
弓腰姫というのは、臣下がつけた綽名である。深窓の姫君でありながら、この呉妹は、生れつき剛毅で、武芸をこのみ、脂粉霓裳の粧いも凛々として、剣の簪をむすび、腰にはつねに小弓を佩き、その腰元たちもみな薙刀を持って室に侍しているというまことに一風変った女性であった。
三
急に、周瑜は声を落して、魯粛に教えた。
「貴公は、呉侯のお妹君に、謁したことがありはしないか」