일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たんげさぜん

丹下左膳

林 不忘

林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면

아오조라 문고

この、チョビ安自作の、父母を慕いさがす唄を耳にした左膳、同情のあまり彼を手もとにとどめおいて、

「うむ。これからはおれが、仮りの父親になってやろう。どこへも行くな。その曰くありげな壺はこのにわか拵えの父が、預かってやる。父と子と、仲よく河原の二人暮しだ。親なし千鳥の其方と、浮き世になんの望みもねえ丹下左膳と、ウハハハハハ」

というわけ。変な父子ができちまったが……それからほどなく。

河原の小屋に壺を置いたのでは、夜な夜なねらう者の多いところから、左膳はチョビ安に、人眼につきやすい侍姿をさせて、壺の箱を持たして竜泉寺のとんがり長屋、作爺さんのもとへ預けにやったのです。

子供が、おとなもおとな、浪人の装をして街を行くのだから、眼にたつ。はたしてこの後をつけて、壺が作爺さんの家へ納まるところを見きわめたのが、日夜左膳の掘立小屋を見張っていた鼓の与吉だ。チョビ安、それを知ってか知らずにか、壺の箱を作爺さんにあずけ、お美夜ちゃんともしばしの対面を惜んで、帰ってゆく。

この作爺さん、実は作阿弥というたいへんな彫刻の名人で、当時故あって江戸の陋巷にかくれすまい、その娘、つまりお美夜ちゃんの母なる人は、腰元からなおって、今はさる御大家の後添いにおさまり、お美夜ちゃんなど見向きもしないということです。