후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면
左膳をめがけて跳躍にうつろうとしていた大垣七郎右衛門の脾腹を、ななめに斬りさげた。
血飛沫たててのけぞる七郎右衛門の武者袴に、時ならぬ牡丹の花が、みるみるにじみひろがってゆく。
青眼の構えよりも、すこしく左手を内側に締めこんで、剣尖をややさげ、踏みだした左の膝をこころもち前のめりにまげて、立ったまま、一眼をおもしろそうに笑わせて立っている。
焼け野の鬼……。
何しろ、おそろしく足場がわるいんです。焼けた梁や板、柱の類が累々とかさなっているその一つへ、痩せさらばえた片足をチョンとかけて、四方八方前後左右へ眼をちらす丹下左膳……見せたい場面です。
「一人っ!」
その時、ほがらかな声がひびいたのは、チョビ安が、そう大きく数えはじめたのだ。
のんきなやつで、チョビ安、手に一本の小さな焼け棒ッ杭をひろって、包囲する伊賀勢の剣輪をもぐってかこみの外へ走りぬけた。
鬼神のような左膳の剣技にどぎもを抜かれて、一同は、子供などにはかまっていない。
チョビ安はやすやすと、地境に焼け残っている土蔵の横へ駈けつけた。
そして、くすぶった白壁に、一と大きく数字を書きつけました。