후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 241,861자 · 480화면
の気でいるんだから、なんのおとがめもなかったという。
冬の最中、裸体で駕籠をかついで、からだに雪が積もらないくらい精の強いのを自慢にした駕籠かき、いまは真夏だから、くりからもんもんからポッポと湯気をあげて……トンと問屋場のまえに駕籠をおろした二組の相棒、もう、駕籠へくるっと背中を見せて、しゃがんでいる。
駕籠は二梃――早籠です。
先なる駕籠の垂れをはぐって、白髪あたまをのぞかせたのは、柳生対馬守の江戸家老、田丸主水正で、あとの駕寵は若党儀作だ。
金魚くじが当たって、来年の日光御用が柳生藩に落ちたことを、飛脚をもって知らせようとしたが、それよりはと、主水正、気に入りの若党ひとりを召しつれて、東海道に早籠を飛ばし、自分で柳生の里へ注進に馳せ戻るところなので……。
駕籠から首をつき出した田丸主水正、「おいっ! 早籠じゃ。御油までなんぼでまいるっ」
駅継ぎなのです。
筆を耳へはさんだ問屋場の帳づけが、
「へえ、二里半四町、六十五文!」
「五十文に負けろっ!」
円タクを値切るようなことをいう。
「定めですから、おウ、尾州に因州、土州に信州、早籠二梃だ。いってやんねえ」