후리가나로 읽는 일본 고전
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にんきょうにとうりゅう
任侠二刀流
国枝 史郎
国枝 史郎의 任侠二刀流(にんきょうにとうりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 224,569자 · 451화면
耳を澄ますと女の声!
「はてな?」と立ち上がると宗三郎、忍びやかにその方へ歩いて行った。
異った光景が展開されていた。
雪女郎のような一人の美女を、黒小袖を着た五六人の女が、グルリと取り巻いているのである。取り巻かれているのは鷺組のお絹、取り巻いているのは烏組の連中。
「おいお絹さん、そうはいかないよ! そんな手ぬかりをするような、ヤクザな烏組とは少し異う! 大概今日あたりは来るだろうと、昨夜からかけて待ち構えていたのさ。うまうま網に引っかかったねえ。ジタバタしたって追っ付かない、しょびいて行くからその意りでおいでよ」烏組の副将お竹である。
すると続いて烏組の連中、勝ち誇ったように喚き出した。
「あたじけないね、鷺組はさ! 御大将のお絹さんからして、こんなヘマなことをやるんだからねえ」
「『二方遁がれ』の城の間道、出口が二つある以上は、両方の出口へ人を配り、固めをするということぐらいは、誰にだって考えがつく筈だがね」
「それをウカウカやって来て、この出入り口から忍び込み、中納言様を奪い返そうなんて、あんまり智恵がなさ過ぎるよ」
「しかも大胆にも一人で来てさ」