후리가나로 읽는 일본 고전
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にんきょうにとうりゅう
任侠二刀流
国枝 史郎
国枝 史郎의 任侠二刀流(にんきょうにとうりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 224,569자 · 451화면
『黄帝坐して明きらかならざれば、すなわち人主勢いを奪わる』奪われようとしているのだよ。『幸臣星は五帝座の東北、親愛の臣を主る、明きらかなればすなわち吉、罔なればすなわち凶』ところで今は罔なのだ。……これを人界にあてはめて云えば、黄帝はすなわち将軍家、幸臣星はご親藩、大きな声では云われないが、ご三家の一方と見てもよい。ところで動揺している五諸侯星座だが、島津はじめ大禄を食む、外様大名と見てよかろう。面白くないな、天下は乱れる。そうは云ってもこの天文は、今にはじまったことではない。久しい前からの天文だ。で、そいつを確かめようと、この名古屋へ入り込んだのではあるが、さて名古屋へはいって見て、一層天文が凶相をとり、幸臣星が罔さを加え、不軌の相を現わしているのは、どうもまことに困ったものだ。おっ、何んだ、あの星は!」
さも意外というように、儒者風の人物声をはずませた。
「松前、松前、あれが見えるかな、幸臣星の傍らに、形は小さいが光の強い、気味の悪い新星が懸かっているのが?」
「は、そう云えば幽かながら……」
「あれは江戸では見えなかった星だ」
「御意の通りにございます」