후리가나로 읽는 일본 고전
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にんきょうにとうりゅう
任侠二刀流
国枝 史郎
国枝 史郎의 任侠二刀流(にんきょうにとうりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 224,569자 · 451화면
いわゆる小具足腰の廻り、常道の捕り物骨法から、解釈しがたい精妙な捕り方! そういうものを備えていると見え、抑えた烏組の女の手、磐石のようにズンと重い!
ヒューッと一筋捕り縄が出た。それをさばいたは烏組のお紋、宗三郎の首を巻き、キューッと絞めようとした時である、清涼たる鷺笛の音、コーッとばかり鳴り渡った。
それを合図に辻々から、団々として白い物、数を尽くして現われたが、一旦逃げた鷺組のお絹が、屯所へ帰って部下を率い、取って返して来たのである。
「やあ鷺組だ! 用心しろ!」
騒ぎ立った烏組、そいつをグルグルとおっ取り巻き、切り込んで来た鷺組の群、白柄藤巻の小サ刀、打ち振るに連れて白粉が散る。見る見る四方白濛々、名古屋へ一時に冬が来て、あたかも吹雪が立ちこめたようだが、これぞ鷺組の捕り方秘法、刀の柄に「龍骨灰」を仕込み、打ち振るごとに奔出させ、味方の所在を眩ます手だ!
鷺組は文字通り白装束、龍骨灰に眩まされ、敵に所在を見せることはないが、烏組は黒装束、白濛々たるその中でも、黒々と姿が窺われる。そこが鷺組の狙いどころ、追い廻しては叩っ切る。飛び込んで行っては組み伏せる。