후리가나로 읽는 일본 고전
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にんきょうにとうりゅう
任侠二刀流
国枝 史郎
国枝 史郎의 任侠二刀流(にんきょうにとうりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 224,569자 · 451화면
「みんなが跛を引いているのに、一人だけまともに歩いてみろ、ビッコの連中こういうだろう、『あいつの歩き方は間違っている。遊んでやるな、仲間外れにしてやれ!』仲間っ外れは嬉しくねえ、そこでビッコを引き出すのよ」
「どうしてもビッコが引けねえ時は?」
「さあ、三つの手段がある、首を括ってくたばるか、山へはいって遁がれるか、仲間っ外れを覚悟の上で、世の建て直しにとりかかるか。だが九分九厘は失敗ものだ、大概磔刑にされるだろう」
「浮世が進んで進み切ると?」
「大きな騒動が持ち上がり、コナコナに破壊れてしまうのよ」
「ワーッ、そいつあ有難くねえなあ」
「つまり何んだ、こう云った方がいい、今の浮世の連中は、コナコナになって破壊れるために、むやみに進んで行くのだとな」銅兵衛という山窩、哲学者らしい。
「破壊れたあげくはどうなるんだろう?」
「新しい奴らがやって来て、新しい浮世を作るのさ」
「どんな浮世を作るだろう?」
「今より住みいい浮世だろう」
「だが破壊れるなあ面白くねえ」
「まったくそうだ、面白くねえ、そこで俺らの仕事がある、浮世の進み過ぎた連中を、せいぜいあくどく引っ剥ごうぜ」