후리가나로 읽는 일본 고전
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にんきょうにとうりゅう
任侠二刀流
国枝 史郎
国枝 史郎의 任侠二刀流(にんきょうにとうりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 224,569자 · 451화면
「でもね、小父さん、大変なのよ、もしどうあっても道人様が、江戸へおいでにならなければ、山影様は云うまでもなく、水戸様はじめ御三家まで、いえいえ徳川譜代大名、一統の恥辱になるそうで。そうして日本が二派に別れ、譜代大名と外様大名、戦争するかもしれないそうで」
「やれやれ途方もない大袈裟な話だ」彦兵衛ニヤニヤ笑ったが、「そういう訳なら尚さらのこと、道人様はやれませんなあ。と云うのは道人様は、仙人だからでございますよ。それ仙人というものは、高い所に坐っていて、下界の者どもを見下ろして、一人で住んでいるところに、値打ちがあろうというもので、俗界へ下りて行ったが最後、光りが薄れてしまいます。みすみす光りが薄れると知って、俗界行きを進めるのは、決してよいことではございません。まことにお嬢様はよいお方、せっかくのお頼みでございますので、是非とも道人様のお住居を、お教えしたいとは存じますが、こればっかりは、いけませんなあ」気の毒そうに云ったものである。
しかし浜路も負けていない。「そうはおっしゃっても道人様は、人助けが目的だと申しますこと、では御岳におられようと、江戸へおでかけになられようと、同じに人助けは出来ます筈、それに御岳には永らく住まれ、功徳をお果しなさいました、今はかえって江戸へ出て行かれ、一層沢山の人達へ、施療