일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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はいくへのみち

俳句への道

高浜 虚子

高浜 虚子의 俳句への道(はいくへのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 60,608자 · 120화면

아오조라 문고

暑さ寒さを凌ぎ、雨露を凌ぐという事も大事な条件であったでありましょうが、何よりも大事なことは食物を得るという事であったに相違ありません。それには田畑に物を作るということもありますが、そんなことを考えつく前に木の実を食い獣を狩り魚を獲るということが先ず第一に為されたことでありましょう。アフリカや南米等に住む原住民の生活の状態を見れば、ほぼ想像がつきます。そういう風にして生活しなければならなかった時代は、花鳥を諷詠し風月を楽しむというような事は縁遠いものであったでありましょう。

衣食に営々としておるということは原始時代も今もなお変りがないとも言えましょう。現代の人も一握の米、一片の肉を得るためには血みどろの戦いを続けているとも言えるのであります。がしかしそれは考え様であります。現代の人間の生活は昔の人の生活とは違って、一方には営々として衣食を得るために働き、一方には花鳥風月と共に嬉遊しておる余裕を持つようになっておるのであります。それが天から与えられた人間の幸福な半面と言えない事もないと思うのであります。

人によると、花鳥諷詠は閑事業である、そんな事をしている暇があるならば、もっと他に為すべきことがある、苦しい人世を逃避しようとして徒らに易きに就くものである、もっと苦しまねばならぬ、若くして老人の真似をして