후리가나로 읽는 일본 고전
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はいくへのみち
俳句への道
高浜 虚子
高浜 虚子의 俳句への道(はいくへのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 60,608자 · 120화면
五
否々、我らはそれらの特別の恩恵を意識せずにいながらも、やはり自然に親しみを持って春夏秋冬の四季の中に抱擁されて、変化多き快適な生涯を送っているのであります。
酷暑と言えば早く秋冷の候になる事を冀い、酷寒と言えば早く春暖の候になる事を冀うのが人情であります。しかし、そのまた酷暑の中に、汗を流して働く快味もあれば、山に登り海に遊ぶ涼味もあるのであります。酷寒といえども、雪の野山を渉る壮図もあり、大炉を燻して語る快味もあるのであります。その他歳時記に収録された夏冬の諸種の現象は、一々愉快な題材となって我々の目の前に現れて来るのであります。春秋の諸々の現象は固より言うまでもありません。要はそれら四季の変化が等分に行われてその現象が絶えず転換し、飽く事を知らない所にあるのであります。
この春夏秋冬四季の変化に心を留めて、その中に安住の世界を見出すという事は我が日本人の特に天より授かった幸福ではないでありましょうか。これを空しく看過する者は天の恵みをおろそかにする者であります。(『玉藻』、二七、九)
五
私は今まで日本の風景、気候の変化、四時の現象を話して来ました。