일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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はいくへのみち

俳句への道

高浜 虚子

高浜 虚子의 俳句への道(はいくへのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 60,608자 · 120화면

아오조라 문고

いい作家でなくては俳句論をする資格はない

もののあわれ 一

たとえば、一匹の犬を描いても百人が描けば百様の犬が出来る。その中で高尚な犬が何故出来たか。それはその画家が高尚な人であったからである。また、俗悪な犬が何故出来たか。それはその人が俗悪だからである。客観描写というのは客観を描写するために尊いのではない。その客観描写に依ってその人を現すがために尊いのである。

然らば何故特に客観をいうか、これは俳句の性質からいうのである。

いい作家でなくては俳句論をする資格はない

自らいい俳句を作らないで、俳句論をするものがある。そういうのは絶対に資格がない。俳句では、作る人が論ずる人であり得ない場合は多いが、論ずる人は立派な作家であるべきである。

もののあわれ 一

禅家の公案に、父母未生以前本来面目というのがあるが、人間は何処から来て何処に去るものか、これは判らない。父母から生じまた子孫に伝える生命の繋りというもののある事は判っているが、さて自分一個の生命というものは何処から来て何処に去るものか判らない。つまり人は誰でも死ななければならないという事が儚ないことのようにも思われる。

今此処に談笑して居る一群の人がある。しかしこの一群の中に明日死ぬ人がないとは言えぬ。