일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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はいくへのみち

俳句への道

高浜 虚子

高浜 虚子의 俳句への道(はいくへのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 60,608자 · 120화면

아오조라 문고

最も新を欲している

自然を外にして何の心ぞや。(『玉藻』、二七、四)

最も新を欲している

私が昔俳句を作っている時分に、新しい文学を唱える人の鼻息は荒かった。主としてロシア文学が紹介されて、そういう傾向の文学でなければ文学でないような勢いであった。俳句のようなものは時代遅れも甚だしいものと見做された。続いて自然主義文学がもてはやされて、そういう傾向の文学でないと通用しないような傾向であった。私等俳句を作る者は、ただ黙って俳句を作った。

「自分を透しての自然」を「如何に表現」すべきか、「自然を透しての自分」を「如何に表現」すべきか、そういう事にのみ苦心した。

その後、またいろいろ転変があって、泰西の文運に遅れざらんとして、種々の説、種々の主義を迎えるに暇がない一部の俳人はそれに耳を藉して、俳句もまた時流に遅れざらん事を心掛けているが、我々多くの俳人は依然それにかかわらず、相変らず「自分を透しての自然」を「如何に表現」すべきかという事にのみ苦心しておる。

俳句という独自の立場を守って何ら他のものにわずらわされない。大きな観点に立って見た場合、或るものの後について走っている文芸よりも、独自の立場を守っている文芸の方がかえって清新なのではあるまいか。